2023年入試問題 傾向分析
令和5年3月2日(木)
令和5年度 入試総評 英語
1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して
出題形式: 1リスニング 2小問集合 3読解集合 4英作文 |
出題数: 大問 4題 令和5年度 設問数 18,小問数 34 令和4年度 設問数 17,小問数 33 |
今年の特徴:
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難易度: 1リスニング,2小問集合,4英作文で難易度が上がった。 |
2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)
1リスニング問題は配点35点。条件に従ってスピーチを完成させる英作文が新たに出題され,難易度も上がった。 2小問集合問題。基礎事項の出題が多いが,若干難易度が上がった。 3昨年同様,A・B・Cの3つの読解問題が出題された。素早く英文を読む練習と英問英答の練習が必要である。 4(3)の英作文の単語数は「24語以上」で昨年同様だったが,難易度は昨年よりも若干上がった。 |
3. 採点基準(考えられる別解例 等)
基本的に英作文や英語で答える問題では,文法的に間違いはあっても,内容的に理解できるものには中間点が与えられる。正答例以外のものは各学校の判断に委ねられる。 |
4. 総合所見・その他
出題形式は昨年踏襲のものが多い。リスニングにおいて英作文が導入され難易度が上がった。また,読解集合では,どのようなジャンルの出題であっても,読み解くことができる力をつけねばならない。リスニングと英作文の難易度が上がった。正確な読み取りには,単語・熟語などの語彙力,見慣れない内容であっても長文を読みすすめる,文法知識を身につけたい。さまざまなジャンルの英文に触れておくことは勿論,30語の英作文に備え,日ごろから英文を書く練習をして,表現力を磨いておくことが望ましい。 また,リスニングの練習が今まで以上に重要なものとなっている。 |
以上