2018年入試問題 傾向分析

平成30年3月6日(火)

平成30年度 入試総評  国語科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
標準 小問集合問題  小問集合問題  小説文   古文
裁量  小問集合問題  小説文   説明的文章(裁量問題)   古文
出題数:
全体の設問数は昨年同様。
標準 大問4 設問15 小問27(昨年より-1問)
裁量 大問4 設問15 小問20(昨年より-1問)
今年の特徴:
【裁量問題】
  • 裁量問題は昨年同様,説明的文章からの出題で配点は昨年と同じく21点であった。
  • 記述問題の配点が昨年の29点から32点へと増加した。
【標準問題】
  • の大問二つで,小問集合形式の形の出題だった。(説明的文章の独立大問なし)
  • 記述問題の配点は27点で昨年からは10点分増加した。
  • 昨年同様,漢字の出題数が13問あり,配点も14点だった。
難易度:
漢字の問題を含め,全体として難化した。裁量問題・標準問題共通の問題で,条件作文が初めて出題された。その他記述問題についても,読み取った一般的な内容を指定された具体例に置き換えて説明する問題があり,難しいと感じた生徒も多かっただろう。古典は昨年同様古文の出題であった。
記述問題の難化などで昨年より裁量は得点しにくく平均点は相当下がると思われる。標準も昨年よりやや下がると思われる。

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

  • 小問集合問題(裁量・標準
    昨年同様,漢字の知識と,基本的な読解力・表現力をみる全国学力テスト的な問題が出題された。また,条件作文が初めて出題された。
  • 小説(裁量・標準
    記述問題は2問出題された。満点の解答を作成するためには問題文の条件をよく読み,出題者の意図を問題文から読み取る力が必要とされた。
  • 説明的文章(裁量
    答えに関わる箇所をすばやく見つける能力だけでなく,思考力・読解力を求められる問題が多かった。
  • 古文(共通)
    昨年度同様,古文の出題であった。出題内容はオーソドックスなものであった。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

難化したとはいえ,中間点をとりやすい問題が多かった。(配点が5点・6点の記述問題は、中間点あり)採点基準は基本的に学校判断。

4. 総合所見・その他

1. 平均点は標準・裁量問題ともに昨年より下がると思われる。
2. 裁量問題では記述問題の配点が半分以上あり,記述問題の出来不出来が点数に大きな影響力をもっている。
3. いろいろなジャンルの文章が出題され,出題形式もさまざまであった。
総合的な国語力が要求される。

以上