2022年入試問題 傾向分析

令和4年3月3日(木)

令和4年度 入試総評  国語科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
標準 小問集合問題  小説文  古典   話し合い
出題数:
全体の設問数は昨年同様。
大問4  設問19  小問27 (小問数が1問増加)
今年の特徴:
  • 説明文(論説文)が出題されなかった。
  • 従来の小問集合問題に含まれていた「話し合い」の問題がの大問として独立した。
  • 記述問題の配点は昨年の30点(60満点)から41点(100点満点)へと割合(50%→41%)が減少した。
  • 60文字以上の記述問題が1問増加した。
難易度:
全体としては 昨年よりも難化した。従来、説明文や小説に限られていた表現力を問う記述問題が古典にも出題された。 記述問題の割合は減少したものの、文章の内容を読み取る力、思考力、表現力が問われる問題が全般的に出題され難易度が上がった。

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

  • 小問集合問題
    昨年同様 漢字の知識と,基本的な国語の知識を読解力・表現力をみる全国学力テスト的な問題が出題された。
  • 小説
      問題は昨年同様2問出題された。満点の解答を作成するためには問題文をよく読み,条件に合うように正確に記述する必要がある。 文学的な文章の展開や表現に即して登場人物の心情をとらえ内容を理解する力が必要だった。
  • 古典
    「世説新語」からの出題。新傾向として、「登場人物のどちらが優れているか」を自分で選び、論理的に説明する問題が出題された。 現代文と古典の融合問題といえる。非常に難しい問題であった。
  • 話し合い
    「図書委員会」の問題点についての話し合いの出題。 話し合いのあと、図書委員会の問題点を解決するためにどうすれば良いかを105 字程度で記述する問題が出題された。 記述問題・作文問題の練習を多く積んでいるかどうかで差が出る。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

記述問題では,中間点をとりやすい問題が多かった。(記述問題は中間点あり) 採点基準は基本的に学校判断。

4. 総合所見・その他

1. 難易度が上がった
2. いろいろなジャンルの文章が出題され,出題形式もさまざまであった。
総合的な国語力(思考力・表現力)が要求される。

以上