2018年入試問題 傾向分析

平成30年3月6日(火)

平成30年度 入試総評 社会科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
大問4題(は3分野の小問集合)
分野間の出題数は3分野ほぼ同じ(地理20点 歴史20点 公民20点)
出題数:
設問数25問(昨年と同数),小問数41問(昨年より2問減)
完全解答14問(昨年より2問減),漢字指定の語句解答4問(昨年と同数)
文章記述3問(昨年と同数,全て字数制限なし。配点計8点)
⇒語句・記述式解答・グラフ作成など記号問題以外の問題総数は25問と昨年と同数
今年の特徴:
『よく出題される問題ではあるが,見慣れない形』での出題形式(時差をもとにしたグラフ化,裁判員制度の並び替え)が見られた。
『今日的な社会事象』の設問(ハザードマップ,女性の労働について)が見られた。
難易度:
予想平均点は例年並み。35点程度(昨年は37.2点と,やや高かった)。
後半に進むほど難易度が高い問題が多くなるので時間配分が大事になる。
その他:
道教委の方針通り,今年度も北方領土の問題が出題された。
※北方領土からの出題は7年連続である。

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

 3分野の小問集合問題 <地理7点,歴史7点,公民7点 計21点>
  地理:世界地図,世界の州,世界の気候帯と伝統的な家のつくり。
  歴史:時代の並べ替えが3問。
  公民:三大原則,裁判員制度,基本的人権,内閣(行政),経済など。
基本的な設問が多いが,裁判員制度の並べ替え,ハザードマップなど見慣れない形式の問題も 一部出題されている。
 歴史総合(弥生~戦後,農業のテーマ史)<13点>
  問1 農業をテーマとした問題の中,文化についての並べ替えが出題。
  問3 「ほしか」「いわし」をからめた問題で,九十九里浜のある半島を選ぶ問題が出題。
 公民総合(政治・経済)<13点>
  問2 立憲主義の説明記述は,「制限するもの,守るもの」がわかるように,という制限(ヒント)があったが,やや高難度。
 地理 <世界地理6点,日本地理7点 計13点>
  世界地理
  問1 時差をもとにして,各都市の企業の営業時間のグラフを作成する問題。
  日本地理
  問1 北方領土からの出題。今年は択捉島と日本の北端,東端,西端をからめた問題。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

正答表通り。

4. 総合所見・その他

基礎的な学力を求める1(小問集合)で,確実に得点すること。
解いたことのある内容ではあるが,見慣れない形での出題がみられた,普段から,問題を正解するための演習だけでなく,「なぜそうなるか」まで説明できる,全体理解が必要。
ハザードマップ,立憲主義など,予期せぬ問題に対応できるよう,問題を解きながら,「問題に関連した他の知識」を学んでいくことが求められる。

以上