2017年入試問題 傾向分析

平成29年3月7日(火)

平成29年度 入試総評 社会科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
大問3題(3分野の小問集合・地理・歴史・公民各1題)
分野間の出題数は3分野ほぼ同じ(地理20点 歴史21点 公民19点)
出題数:
設問数25問(昨年と同数),小問数43問(昨年より1問増)
完全解答15問(昨年より1問増),漢字指定の語句解答4問(昨年より2問増)
文章記述3問(昨年と同数,全て字数制限なし。配点計7点(昨年と同数))
⇒語句・記述式解答の総数は25問と昨年と同数
今年の特徴:
出題形式は,大問のまでは昨年と同じだが,の地理でを世界地理,を日本地理として,世界と日本の地理に分けての出題は新しい傾向。
今日的な社会事象の設問(国政選挙,アメリカ大統領制,世界遺産)が見られる。
「資料から諸事情を適切に読み取る力を重視するとともに思考力や表現力についても見る」という出題を重視している。
難易度:
予想平均点は例年並み。35点程度(昨年は35.4点)。
後半に進むほど難易度が高い問題が多くなるので時間配分が大事になる。
その他:
道教委の方針通り北方領土の問題を出題。合わせて北海道の地域的な特色(地理・歴史)に関係した問題を出題(アイヌ文化振興法など)。
※北方領土は6年連続で出題された。

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

 3分野の小問集合問題 <地理7点,歴史8点,公民6点 計21点>
  地理:世界地図の見方,世界の州,日本の地域の特色
  歴史:時代区分,出来事,文化
  公民:人権,選挙,国会,内閣(行政),社会保障制度,基本的な設問が多い。歴史の並
  べ替えは1題出題された。
 歴史総合(飛鳥~現代の外交史)<13点> 
  問2 外交史をからめたその時代での日本の出来事を選ぶ問題が出題された。
  問7 近現代史の並び替え問題が出題された。
 公民総合(政治・経済)<13点>
  問5は日本の製造業に関する資料(出荷額,従業者数,事業所数)の読み取りがやや難。
 地理 <世界地理6点,日本地理7点 計13点>
  世界の国々の特徴をからめた資料読解問題
  問3 インドの輸出入総額の資料から計算を伴った読み取り問題に少し時間を要する。
  日本の地形図,雨温図などを絡めた総合問題。
  問3 北方領土を絡めた出題。今年の問題は択捉島とロシア連邦を答える問題。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

正答表通り。

4. 総合所見・その他

出題形式は25年度からの新しい傾向を踏襲。資料が多く使われているのは例年通り。
基礎的な学力を求める(小問集合)で,確実に得点すること。また,資料を素早く的確に読み取る力が求められる。
また,今日的な社会情勢にかかわる問題が多いので,常日頃から時事的な知識,情報を取り入れることが求められる。

以上