2022年入試問題 傾向分析

令和4年3月3日(木)

令和4年度 入試総評 社会科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
大問4題(は3分野の小問集合)
分野間の出題数は3分野ほぼ同じ(地理33点 歴史38点 公民29点)
出題数:
設問数23問(昨年より2問減),小問数35問(昨年より4問減)
完全解答15問(昨年より2問増),漢字指定の語句解答3問(昨年より2問増)
文章記述5問(昨年より2問増,全て字数制限なし。配点計16点 昨年より6点増)
今年の特徴:
文書記述が増えた。それに加え『これまでにない』設問では立場を選び主張を考える問題が見られた。 資料や図が増え,読み取りの時間がかかるようになった。 『よく出題される問題』(北海道に関する問題)では平和条約締結後に返還される島が出題された。
難易度:
難易度は高くなっていると考えられる。(昨年は60点満点で32.1点)。
文章記述の割合が増え 得点がのびにくくなっている。
その他:
道教委の方針通り,今年度も北方領土の問題が出題されたが、出題形式に工夫がみられた。※北方領土からの出題は11年連続である。

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

 3分野の小問集合問題 <地理11点,歴史16点,公民7点 計34点>
  地理 大陸・州 地形図・地形を問う問題も出題された。
  歴史 古代文明 応仁の乱,ワイマール憲法からの設問で資料と地図を組み合わせた問題形式が出題された。
  公民 労働,需要と供給の関係から均衡価格を問う問題が出題された。
 歴史総合(鎌倉~満州事変,土地や経済に関わる資料を見て)<22点>
  問2 室町時代の社会の特徴の記述
  問3 江戸時代の貨幣の質を問う問題
  問6 小作争議が急激に増えた理由を資料から記述する問題
 地理  <世界地理11点,日本地理11点 22点>
  世界地理
  問1 世界各地の祭りを写真・説明から位置を選ぶ問題。
  日本地理
  問2(1) 資料・グラフから人口の移動を記述する問題。
 公民総合(規制緩和・貿易・環境問題) <22点>
  問3 温室効果ガスの排出削減について先進国または発展途上国の立場を選び自分の立場から記述する問題。
  問4 バリアフリー化の例として適切なイラストを選ぶ問題。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

正答表通り。

4. 総合所見・その他

・基礎的な学力を求める(小問集合)で,確実に得点すること。
・資料を読み取り,自分の言葉で表現する問題が出題された。
・普段から資料の意味を理解し,表現できるように学習してほしい。

以上