2018年入試問題 傾向分析

平成30年3月6日(火)

平成30年度 入試総評 理科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
昨年と同じ形式。
大問5題(4分野の小問集合・物理・化学・生物・地学各1題)
出題数:
完全解答13問(昨年より1問増)
作図問題 1問(昨年と同数)
文章記述 なし(昨年より2問減)
計算問題10問(昨年より1問増)
今年の特徴:
実験,観察の設定(条件など)が複雑かつ難解で,答えを導く前の段階(問題文の読み込み,資料の分析,条件の把握)で時間を消費したものと思われる。
特にの天気,水蒸気量の問題では資料,図を細かく読み取った上で,これまで学習した知識や科学的な根拠に基づいて解答する高難度の問題。
難易度:かなり難度は高かったものと思われる。
予想平均点は 26 点前後(昨年の平均点 26.0 点)

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

 小問集合(4分野の基礎問題)<化学・物理5点,生物・地学各4点 計18点>
  4分野とも基本的な内容の設問である。
 地学(天気)<10点>
  ぬらしたタオルの質量,気温,湿度の表が与えられ,数値を分析する。
単純に計算結果が答えなのではなく,結果とこれまで学習した知識や科学的な根拠を絡め,正解を導き出す。
 化学(イオン)<11点>
  基本的な電気分解の実験ではあるが,実験の設定がやや複雑。
 生物(刺激と反応)<11点>
  刺激を受けてから反応までの時間をストップウォッチで計測した結果の表を使った時間の計算問題など。
 物理(浮力)<10点>
  物体を液体に沈める浮力の問題,ただし液体が水,食塩水と2種あり,浮力と密度と絡めた出題がみられるなど,難度は高い。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

特になし

4. 総合所見・その他

昨年度,平均点が大きく下がったこともあり(26.0),今年度の難度が注目されていたが, 昨年同様,全体的に難度が高かったといえる。文章記述の問題がなくなったのは意外だが,その 分,1問1問の設問のレベルが上がった。平均点は昨年並みと考える。

以上

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