2020年入試問題 傾向分析

令和2年3月4日(水)

令和2年度 入試総評 理科

1. 出題形式・出題数・今年の特徴 など例年と比較して

出題形式:
昨年と同じ形式。
大問5題(4分野の小問集合・物理・化学・生物・地学各1題)
出題数:
完全解答10問(昨年より3問減)
作図問題 1問(昨年より1問増)教科書で見たことのある図です。
文章記述 3問(昨年より1問増)短い記述ですが表現力が問われます。
計算問題 6問(昨年より1問減)公式をしっかり覚えておきましょう。
今年の特徴:
実験,観察から,問題文をしっかり読み込み,科学的根拠に基づき結果を導き出す問題が多く出題された。科学的思考力が必要である。
は例年通り基本的な問題であったが,は基礎的な問題に加え,難度の高い問題が含まれていた。
予想平均点は28点前後(昨年の平均点31.7点)

2. 各問に関するコメント(出題分野・出題形式・新傾向・難易度など)

 小問集合(4分野の基礎問題)<化学・物理4点,生物・地学各5点 計18点>
  4分野とも基本的な内容の設問である。
 化学(密度・ペットボトル)<11点>
  物質の密度を調べる実験を通して実験器具の使い方や,密度から物質を区別できることについて科学的な思考力・表現力が問われた。水とエタノールの混合液の計算問題は数学的思考力が必要な難易度の高い問題。
 地学(天体)<10点>
  太陽や惑星についての思考力,表現力を問う問題。黒点の移動の作図が出題された。単に教科書にある語句を暗記するだけでなく,様々な事象を関連付けて覚えておく必要があります。
 物理(電流・磁界)<11点>
  電流と磁界についての実験を通して,電流・電圧の規則性についての知識・理解・思考力・表現力を問う問題。実験内容や問題文は長いですが,問われていることは基本的な事ですので,基礎を大切にした学習を普段から心がけて下さい。
 生物(細胞・根の観察)<10点>
  細胞の分裂についての知識・思考力を問う問題。顕微鏡で最初に低倍率から観察する理由が問われるなど,実験・観察に使われる器具や,その使い方,その理由まではば広い学習が必要です。

3. 採点基準(問い合わせの結果判明したもの 等)

正答表通り

4. 総合所見・その他

昨年同様,科学的思考力を重視した出題が特徴的です。昨年なかった作図問題が出題されました。計算問題は公式をしっかり覚えておく必要があります。中1から中3まで全学年の学習内容がバランスよく出題されており,問題文が長く設問が複雑ですので,早い時期から入試レベルの問題に慣れておく必要があります。

以上